医療情報基礎知識検定
2017/04/18修正・追記
ついに、医療情報基礎知識検定の過去問付きの教科書が販売されたようです。
教科書の詳細・購入ページはこちら↓↓
超マイナー資格、医療情報基礎知識検定。
医療情報技師よりワンランク低い試験です。
情報処理試験で例えるなら、ITパスポート的存在……なのかな?
受験資格は無く、知識があれば高校生でも受けられるので、進学の際のアピールにも使えます。
情報系の大学、専門学校などに通っている方で医療系のIT企業を志望する際など、この資格を持っていれば「おっ、この人医療の知識もちょっとは持ってるんだな」と思われるかもしれません。
医療情報基礎知識検定のいいところを箇条書きで書くとこんな感じです↓↓
いいところ
・求められる医療、情報の知識共に、基礎の基礎なので合格しやすい
・技師よりも気軽に受けられる
・年2回試験があるので、1回落ちてもすぐに再挑戦できる
・過去問付き教科書が販売されたので、医療系の学校や職場に通っている人以外でも勉強しやすくなった←new
とにかくお手軽に取得できるのがいいところだとmicmicoは思っています。
逆に、悪いところをあげるとしたら、試験会場が近くにない地域に住んでいる人はわざわざ取得しに行くメリットが薄いことでしょうか……学校や職場で必要なら別ですが。
技師と同じく受験会場数が少ないので、受験会場がない県に住んでいる人は会場に行くまでが大変です。
医療情報技師認定試験の際はキャリーバッグ片手に会場へ来る方や、遠くから来たという方も多くいましたが、基礎知識検定ではあまり聞いたことないです。
技師とは違って難易度も知名度もあまり高く無いため、泊まり込みして受験するほどこの資格の価値はないとmicmicoは思います。
2017年6月の医療情報基礎知識検定の場合、試験会場一覧を見てみるとこの記事を書いている時点では四国は受験会場が1つもないという(;´Д`)
医療情報技師の取得を目指している方で、受験会場が近くにあるよ!という方は腕試しに受けてみるといいかもしれません。
2017/03/20追記
医療情報技師育成部会のサイトで公開されている基礎知識検定の都道府県別合格者数を見てみると、合格者が関東圏に偏ってますね。
ざっと見た感じ、やはり試験会場がある都道府県は合格者(というか受験者?)が多いです。
上で例に挙げた会場数0の四国は、毎年試験会場がないのか合格者が四国全体で見ても毎年1~2人いるかいないかといった感じです。
都道府県別受験者数は公開されていないので、合格者がいない都道府県は受験者がいなかったと断言できるわけではないですが、それでも少ないことは事実でしょう。